不服を呼ぶ不信の一発社会…より高い透明性備えるべき(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.10 09:25
大学生のキムさん(25)は昨年の期末考査で「教養英語」の科目でCの成績を取った。すぐに講師に会いに行って「点数を少しだけ上げてほしい」と頼んでみたが通用しなかった。キムさんは「私は成功できなかったが、追求したり哀願すれば成績を上げてくれる場合が少なくないのに、何もせずにいる学生がいるだろうか」と言った。
大企業の職員チェさん(33)は今年の初めに昇進の希望を叶えることができなかった。人事考課が予想より悪かったためだ。チェさんが昇進するものと予想していた同僚もいぶかしがったが、本人は「私が至らなかったため」と言って受け入れた。ところが、しばらくして部署長に「C」評価を受けた同じ部署の同僚のイさん(31)が「評価結果を受け入れることができない」と言って役員に会いに行き、面談後に考課が変わった。チェさんは自分が行動を起こさなかったことを後悔している。