「一つの中国? 米国は中国と異なる解釈」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.03 16:42
トランプ米大統領の就任以降、ワシントンの状況は時々刻々と変わっている。先月28日の最初の議会合同演説では「統合」を強調したが、北朝鮮については「非常に危険であり、受け入れることができない水準」と警告し、訪米中の中国の楊潔チ国務委員(外交担当)には「北朝鮮は世界的な脅威であるため中国も力点を置くべきだ」と強調した。微妙な言動の変化だが、アジア情勢にもたらす波紋は大きい。
果たしてトランプ大統領の意中は何だろうか。「グローバル・ピース・コンベンション2017」(2月28日ー3月3日)に出席するためフィリピン・マニラを訪問したエドウィン・フュルナー・ヘリテージ財団元理事長(76)に尋ねた。フュルナー氏は「トランプシンクタンク」と呼ばれるほど政府の政策決定過程に大きな影響を及ぼすヘリテージ財団の設立者であり、1971年に初めて韓国を訪問して以来毎年2、3回ずつ訪韓している代表的な知韓派だ。