【コラム】朴大統領の運命(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.02 14:17
弾劾舞台が幕切れとなっている。大詰めまで10日程度だ。憲法裁判所は朴槿恵(パク・クネ)大統領の運命を決める。朴大統領の政治的人生の明暗が分かれる。彼女の人生は浮沈と波乱だ。栄辱と盛衰がかわるがわるやってきた。彼女の19年にわたる政治人生も極端に交差してきた。賛辞と蔑視、幸運と不運が交錯した。
朴大統領は「私の人性は一言で闘争」といった。若い時代の彼女の日記だ。彼女は自身の方式と言語で世の荒波をくぐり抜けてきた。だが、彼女は闘争できない。彼女は審判の対象だ。破局、それとも起死回生の局面に立たされている。恨みも後悔も無駄な状況だ。