韓経:【社説】米中、首脳会談を模索…韓国はどこへ?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.01 16:08
トランプ米大統領が昨日、訪米中の楊潔チ外交担当国務委員(副首相級)と会談した。トランプ氏が大統領に就任して以降、中国の閣僚級要人と会談したのは初めてだ。両国はお互いの中心的利益を尊重して協力を強化することで意見を一致させた。米ホワイトハウスのショーン・スパイサー報道官は、「安保上の共通利益に対してお互いに協議を始める機会になった」と説明した。米中首脳会談の早期実現の可能性も浮上している。専門家らは遅くても5月には首脳会談が実現するものと見通している。
南シナ海や北朝鮮、テロ、中東問題など多様な懸案が両国の間に横たわっている。自由貿易や米国優先主義など経済対立も激しい。しかも、トランプ氏は前年より10%も増やした国防予算を議会に要求している。南シナ海に対する戦力強化が主な目的という。中国としては神経をとがらせざるを得ない。相次いだ核実験やミサイル挑発に踏み切る北朝鮮にどう対応するかも両国の悩みだ。