<金正男毒殺>暗殺に注意を…本人に警告した韓国国家情報院
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.28 08:42
13日にマレーシアで殺害された金正男(キム・ジョンナム)氏に対し、国家情報院が昨年下半期に「暗殺に注意するべき」という警告を送っていたと、国会情報委員会の関係者が27日明らかにした。この関係者は「金正男氏暗殺に関する情報に接した国家情報院が昨年下半期、第3のルートを通じて『暗殺に注意するべき』と金正男氏に警告を送ったという」とし「ただ、国家情報院は金正男氏がマレーシアに入国した事実を事前に把握できなかったと聞いている」と述べた。続いて「これはそれほど我々の情報力が不足していることを見せている」と話した。
李チョル雨(イ・チョルウ)国会情報委員長(自由韓国党)はこの日、国会情報委の会議後のブリーフィングで、「この事件は当初、偵察総局がしたと発表したが、実際にマレーシア警察が調べて国家情報院が分析したところ、国家保衛省が主導した」とし「8人のうち4人が保衛省出身者で、2人は若い外務省出身者」と述べた。