【時視各角】我々は戦争をしているのではない=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.24 10:53
次期政権の安定性という項目で統合と協力政治を語る安熙正が清算と怒りを叫ぶ文在寅より少しましに見える。最近の「善意と怒り」論争がその試験台だった。安熙正は「朴槿恵大統領も善良な意志で国民のために良い政治をしようとした。法と制度に従わず問題が生じた」〔19日の釜山(プサン)大学即席質問即答行事〕と話した。これを伝え聞いた文在寅は「安知事の話には怒りが欠けている。不正に対する怒りなしでどのように正義を正しく行うのか」と反論している。安熙正は「国家指導者の怒りは惨事をもたらす」と言った。文在寅は再び「怒りは定義の出発」と言うと安熙正は「正義の結論は愛」と対抗した。
この論争の後に安熙正は自分の所信のために心が傷ついた人々に謝罪すると言った。朴槿恵を悪の花であると信念化した人々が傷ついただろう。それでも安熙正の精神が間違っているとはみなさない。