<WBC>「負ければ屈辱」…日本も韓国戦にかける
ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2017.02.21 13:01
「記憶に残っていることは2つある。マウンドに立てられた旗、そしてイチローさんの決勝打」。2017ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表の投手、千賀滉大の言葉だ。ソフトバンク・ホークス所属の千賀は11日、西日本スポーツのインタビューに応じた。千賀は「WBCで思い出すこと」という質問に2つを挙げた。2009年WBCで韓国代表がマウンドに太極旗(テグッキ、韓国の国旗)を刺したこと、そして決勝でイチローが林昌勇(イム・チャンヨン)から打った延長10回の決勝打だった。
2009年のWBCで韓日戦は計5試合も行われた。「ダブルイリミネーション」で行われた1次ラウンドと2次ラウンドでそれぞれ1勝1敗。そして決勝戦で日本が5-3で勝った。韓国は東京ドームで行われた1次ラウンドの1位決定戦(1-0)とサンディエゴのペトコパークで行われた2次ラウンドの勝者戦(4-1)で勝利した。サンディエゴで4強を決めた後、韓国代表チームは太極旗をマウンドに刺した。このパフォーマンスは日本では衝撃的に受け止められた。当時、日本メディアは「マウンドへの侮辱」、「相手国を尊重しない姿」と非難した。ソフトバンクの別の日本代表投手、武田翔太も「私も思い出すのはそれだけ」とし「逆に(日章旗を)立てようとは思わない」と感情を表した。