<インタビュー>元北朝鮮女スパイ「金正男氏側に二重スパイいたようだ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.20 13:07
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北朝鮮国家安全保衛部出身の女工作員、元正花(ウォン・ジョンファ)氏は19日、中央日報のインタビューで「北は犯行を隠すために外国人の女を雇用して金正男氏を暗殺したはず」と述べた。
北朝鮮の女工作員だった元正花(ウォン・ジョンファ)氏(43)は18日、中央日報の単独インタビューで、「私も黄長ヨプ(ファン・ジャンヨプ)氏(元労働党書記)暗殺指令を受けて南派され、周辺人物を探索するだけで3年かかった」とし「北は長い時間と資金を投入して金正男(キム・ジョンナム)氏毒殺を企画したはず」と述べた。
元氏は北朝鮮国家安全保衛部(現保衛省)所属で工作員教育を受け、2001年に脱北者を装って入国した。韓国軍の関係者に近づいて機密を入手し、脱北した黄長ヨプ元労働党書記を暗殺しろという指令を受けて活動し、2008年に検挙されたが、転向後に5年刑を受け、2013年に満期出所した。元氏は「北は自らの犯行であることを隠すと同時に、金正男氏があまり警戒しないように外国人の女を雇用したはず」とし「私が属した(工作員)チームも現地の人を使ったことがある」と語った。以下は一問一答。