<金正男毒殺>「北極星2」発射の次は金正男氏殺害、朝中関係は…
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.16 15:27
北朝鮮の犯行と推定される金正男(キム・ジョンナム)氏殺害事件が朝中関係をさらに冷え込ませる見込みだ。2013年12月の張成沢(チャン・ソンテク)氏処刑事件に続き、また両国の関係を冷え込ませる可能性が高いと、専門家らは分析した。
15日に国会情報委員会に出席した李炳浩(イ・ビョンホ)国家情報院長は「中国は金正男氏の身辺を保護していたのか」という質問に対し「そうだ」と答えた。情報委員によると、李院長は「(北は)朝中関係が悪化することを知りながらもこのように行動するため、金正恩委員長は予測しがたい」と述べた。朝中関係に詳しい中国専門家は「2012年ごろまで金正男氏は北京郊外に個人の住居を持っていた。中国軍部の家屋に居住しながら保護を受けたりもした」とし「保護者格だった張成沢氏が処刑された後には北京に現れなかった」と話した。2012年に金正恩体制に入る前から中国は異母兄の金正男氏、叔母の夫の張成沢氏らを親中国的人物として保護したり管理してきたということだ。金正恩体制に入ってからも同じだった。