韓経:大宇造船にまた3200億ウォン投入…限度まで残り3800億ウォン
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.15 10:28
流動性危機を迎えた大宇造船海洋が今月初め、産業銀行と輸出入銀行から3200億ウォン(約320億円)を借りたことが確認された。船舶の建造に必要な資金が不足しているからだ。これを受け、2015年10月に政府が発表した大宇造船支援限度4兆2000億ウォンのうち3兆8200億ウォンが投入された。大宇造船支援の残りの限度は3800億ウォンにすぎない。
◆残りの限度7000億ウォンから3800億ウォンに
金融界によると、大宇造船は今月初め、産業銀行から100億ウォン、輸出入銀行から3100億ウォンの計3200億ウォンを追加で借りた。3月末までに必要な船舶建造費名目だ。この資金は政府が2015年10月の青瓦台(チョンワデ、大統領府)経済懸案点検会議で支援することにした4兆2000億ウォンに含まれる金額。当時、政府は大宇造船の経営正常化のため、産業銀行から2兆6000億ウォン、輸出入銀行から1兆6000億ウォンの限度性与信で支援することにした。限度性与信はマイナス通帳のように必要な時に引き出すことができる資金。