【社説】米国のアジア政策を示唆するトランプ-安倍会談
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.11 11:34
今週末はトランプ米大統領と安倍首相の週末と言っても遜色がないようだ。2泊3日の日程で訪米した安倍首相はアジアの指導者では最初にトランプ大統領と首脳会談し、週末中、トランプ大統領とともに食事とゴルフをしながら、日米はもちろん北東アジアの主要関心事について意見を交わす。アジア・太平洋地域で中国主導の貿易秩序を牽制する話が出てくると伝えられるなど、トランプ政権のアジア政策を推測できる日米首脳会談に世界の関心が集まっている。
両国はこの会談に向けて少なからず準備した。「朝貢外交」という言葉を生んだ安倍首相の大きな贈り物とトランプ大統領の武器である「取引の技術」が遺憾なく発揮される米国の「厚遇」がそれだ。安倍首相は70億ドルの対米投資を通じて米国で70万件の雇用を創出するという計画だ。トランプ大統領は人脈作りの3つの武器、すなわち専用機、リゾート、ゴルフをすべて動員する。エアフォースワン大統領専用機で安倍首相を豪華リゾートのマー・ア・ラゴに連れて行き、共にゴルフをする。