米国務長官「北朝鮮の核は差し迫った脅威、今が決定的な岐路」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.08 14:06
ティラーソン米国務長官が7日、尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官と初めて電話会談し、北朝鮮の核を「差し迫った脅威(immediate threat)」と規定した。続いて「米国の新政権でも、韓米関係を北朝鮮の核問題に効率的に対応するための最も強力な同盟としてよりいっそう強化していこう」と述べた。
この日午前7時50分から8時15分まで英語で行われた対話で、ティラーソン長官は「韓米同盟はアジア・太平洋地域の平和と繁栄のための核心であり、拡張抑止を含む米国の対韓防衛公約は今後も変わらない(steadfast)」とし、このように話したと、外交部は伝えた。ティラーソン長官は「近いうちに両国会談で北朝鮮の核問題を最優先の議題として具体的に協議しよう」とも提案した。
外交部の趙俊赫(チョ・ジュンヒョク)報道官は定例記者会見で、最初の韓米外相会談の時期について「2月中にドイツで開催される多者会議を念頭に置いている」と明らかにした。これは主要20カ国・地域(G20)外相会議(16-17日、独ボン)とミュンヘン安全保障会議(18-19日)を意味する。