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マティス米国防長官、初めての訪問国は日本ではなく韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.01 08:41
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ジェームズ・マティス米国防長官が2日、就任後初めての歴訪地として韓国を、それも日本より先に訪れる。米国防長官が就任後初の歴訪地に韓国を入れたことは、1997年4月ウィリアム・コーエン元長官以来20年ぶり。当時は日本を経て韓国を訪問した。政府高位関係者は31日、「国家指導者や長官の初めての歴訪地決定と訪問順序は、外交儀式それ自体で示すことができる最も強力なメッセージ」と話した。

マティス長官がこのように韓国を優先的に訪れる理由は北朝鮮の核・ミサイルの脅威のためだと両国政府は説明した。韓国国防部によると、31日にマティス長官と初めて電話会談を行った韓民求(ハン・ミング)国防部長官は、「マティス長官が就任後初めての海外巡訪地に韓国を選んだことを意味深く評価している」とし「北朝鮮にとって強いメッセージになるだろう」と話した。これに対し、マティス長官は「米国は北朝鮮の核・ミサイルの脅威をよく理解しており、同盟関係の発展が重要だと考えている。このため韓国と日本を初めての海外巡訪地に選んだ」と答えた。この日の電話会談は午前7時から30分以上にわたって行われた。

 
韓国国防部当局者は「韓米は北朝鮮の核・ミサイルの脅威に対する対応能力の強化と、同盟発展の必要性に共感した」とし「高高度ミサイル防衛(THAAD)体系の配備も両長官の共感によって計画通りに進められる」と説明した。韓米両国は慶尚北道星州(キョンサンブクド・ソンジュ)に、早ければ6月、遅くとも8~9月にはTHAADを配備する考えだ。韓長官とマティス長官は米国の強力な「拡大抑止」提供方針も再確認した。これに伴い、米国は3月に予定されている韓米合同軍事演習「キー・リゾルブ」前後に、戦略資産を韓半島(朝鮮半島)に配備する方向で検討している。先週、アジア太平洋海域に到着した航空母艦「カール・ヴィンソン」戦団とB-52・B-1B・B-2戦略爆撃機などがその対象だ。


マティス米国防長官、初めての訪問国は日本ではなく韓国(2)

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