【グローバルアイ】ワーキングマザーの夢を現実にした日本のCEO
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.31 07:44
日本女性界が注目する企業がある。ワークスアプリケーションズ(Works Applications、以下ワークス)というソフトウェア開発会社だ。グローバルコンサルティング企業のGPTWI(Great Place to Work Institute)が昨年「働きがいのある会社」3位に選んだ。1位の日本マイクロソフト、2位のアメリカン・エキスプレスに続いて従業員1000人以上の企業で高い評価を受けた。経営陣に対する従業員の信頼度が反映された。
1996年に設立されたワークスの従業員数は5631人。半分が女性だ。IT企業の特性上、平均年齢は20代後半だ。女性従業員が働きやすい環境を作らなければ成長できない構造だ。仕事と育児を並行できる勤務システムも切実だ。代表取締役最高経営責任者(CEO)の牧野正幸氏(53)は企業内託児所の設立を従業員に先駆けて提案した。
東京の都心、赤坂にあるアーク森ビルのワークス本社20階。「Withkids」という名称の企業内託児所がオープンしたのは1カ月半月前のことだ。開発部署に勤める諸藤彩香さん(29)は2歳の息子を預けた。仕事中、合間を見て息子が遊んでいる様子を見に行く。昼食はもちろん、帰宅が遅れる場合、夕食も会社で息子と一緒に食べる。諸藤さんは「家の近所の保育園に子供を預ける時は午後5時になれば仕事中でも迎えに行かなくてはならなかった」とし「今は夢のよう」と話した。