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【噴水台】朴大統領の悲しいインタビュー

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.27 11:01
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相当悔しかったようだ。25日午後8時29分に公開された朴槿恵(パク・クネ)大統領の「奇襲インタビュー事件」のことだ。記者会見すら敬遠していた大統領その人なのかと目を疑うほどの電撃的公開だった。インタビューを行った韓国経済新聞主筆の鄭奎載(チョン・ギュジェ)氏は「(朴大統領が)とても気落ちしていて少し不憫に思えた」とか「依然と聡明さがある方だな」など、その所感を伝えた。一国の大統領が「依然と聡明さがある」ということで、安堵のため息でもつくべきなのか迷うものの、確かなことは一つある。職務停止後に大統領の電撃インタビューに接することができるようになった国民が不憫だということだ。

今月1日、「新年の挨拶会」というとぼけた名称で開かれた記者懇談会も電撃的ではあった。だが、その時よりも声には力がなく、化粧や衣装も節制された雰囲気を漂わせていた。1日の純白スーツは潔白を主張するメッセージと受け取ることができたが、今回はそのような装置もなかった。純朴な印象を与えるベージュのスーツ姿に装身具も一切身につけていなかった。憔悴しているという印象まで与えた。「大統領が同情心に訴えようとしているのではないか」という観測が出てきたのも無理はない。そのような雰囲気を演出しようと意図したことに間違いなければ、少なくとも大統領支持層には効果満点だった。「朴大統領はどれほど悔しいだろうか。涙が出る」という反応が出てきた。だがそうではない、大多数の国民に大統領のインタビューは怒りを越えて悲しみを感じさせた。「私は悔しい」と計略を巡らせようとする大統領の代わりに、毅然かつ堂々と対処する姿を期待するのは無理だという点が今一度確認されたためだ。

 
いま朴大統領を見ると、自分を守らなくてはと考える一種の決起が感じられる。そのような大統領に是非読んでもらいたい本がある。中国清華大の方朝暉教授の名著『自分を守るということ』(原題)だ。著者は「自分を守る方法」として、中国・唐の禅僧として有名な寒山と拾得のエピソードを紹介した。

寒山が聞いた。「世の人々が私を誹謗し蔑み、罵り嘲笑し、見下し過小評価しているが、どのように対処したらよいか」。拾得が答えた。「耐えて譲歩し、耐えて問い詰めずにいれば、数年後は彼らがあなたを再び見ることになるだろう」。

ことしの春だろうが、冬だろうが、大統領の任期はすぐ終わる。だが、拾得の言葉のように、数年が過ぎて大統領を再び見ることができるようになるだろうか。奇襲インタビュー事件はそういうことはないだろうという方に釘を差した。だから余計に悲しい。この予感が間違っていることを今でも切に望む。

チョン・スジン/政治部記者

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