韓国外交部当局者「日本、10億円で慰安婦合意の義務を果たしたわけではない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.26 08:52
韓国外交部当局者が25日「慰安婦問題に関する12・28合意の目標は慰安婦被害者が満足できる名誉回復や心の傷の治癒であり、日本政府が10億円を拠出したからといって義務を果たしたわけではない」と話した。
この当局者は、記者会見で「合意は韓国が財団を設立し、日本が資金を拠出して両国政府が協力することで、被害者の名誉と尊厳を回復し、心の傷を治癒するために取り組むことにした。生存している被害者に支援するための事業もまだ終わっておらず、象徴的な事業も残っているため、日本の義務は続いている」と述べた。また「10億円が少女像移転の対価という話を聞くが、これに関しては事実と違うと数回明らかにしており、日本でもそのような発言がなされているのは残念」と話した。