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元勤労挺身隊の韓国人女性、法廷で被害事実証言

ⓒ 中央日報日本語版2017.01.25 06:56
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三菱重工業を相手取り訴訟を進めている韓国の勤労挺身隊被害女性が、法廷で直接被害事実を証言する。

24日、光州(クァンジュ)地裁で勤労挺身隊被害者のキム・ヨンオクさん(84)と故チェ・ジョンレさんの遺族であるイ・ギョンジャさん(73)ら2人が三菱重工業を相手取り起こした損害賠償訴訟に対する弁論期日が開かれた。

 
この日の裁判で、原告側弁護人は次の期日(4月25日)にキムさんとチェさんに代わって当時一緒に強制動員されたヤン・グムドクさん(86)を証人に呼び、当時の徴用被害事実を証言する場を設けるよう裁判所に要求した。

弁護人は「大法院(最高裁に相当)で争われている第1次訴訟の場合、日本で関連訴訟が進められていて事実関係の確認に問題はなかったが、本裁判の場合、日本では行われていないため正確な事実関係を確認する必要がある」と明らかにした。

弁護人はこの日、被害者が当時日本に連行されて強制労働に就いていた事実を確認する書類を裁判所に提出した。三菱側の弁護人は、1965年の韓日請求権協定により、請求権が消滅したことに関する資料を提出した。

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