【コラム】IQ高い政権の忘却=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.23 17:16
台湾の史上最年少閣僚、唐鳳は天才プログラマーだ。36歳になった彼の職務はデジタル総括政務委員(閣僚級)。中学校を中退した後、独学でスタートアップを立ち上げ、シリコンバレーにスカウトされてアップル社のコンサルタントを務め、24歳の時、女性になるために性転換手術を受けた彼の破格の人生に世界の注目が集まっている。もう一つがある。彼のIQ(知能指数)が180ということだ。世界でどの政府の閣僚よりも高いだろう。台湾政府は昨年、彼を任命して「特別な役割を果たすだろう」とした。4カ月しか経っていないので、天才の役割が期待されている。
一昨日、米国で第45代大統領として就任したドナルド・トランプ氏も「頭」を取り上げた。「われわれには賢い人が多い。歴史上、閣僚のIQが最も高い政権」と自慢した。億万長者(Gazillionaires)やゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)、将軍(Generals)出身を象徴する「3G」内閣に「IQ」をソースとしてかけたようなものだ。21人からなる閣僚候補のうち誰を指しているのか、IQで「3G」のハンディキャップを克服するということなのか、あやふやだ。米ニューヨークタイムズ紙の指摘のように、過去内閣のIQを比較してみることもできないのですっきりしない。