米国検察、わいろ容疑で潘基文氏実弟の身柄引き渡しを要請
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2017.01.22 10:19
米国の検察が潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長の実弟の潘ギサン氏(69)を逮捕し身柄を引き渡すようと韓国政府に要請したとAFP通信が20日に報じた。法務部は海外政府の要請にともない自国民の身柄確保の法的根拠などを検討中だという。
潘ギサン氏と息子の潘ジュヒョン氏(38)はベトナム・ハノイにある京南(キョンナム)企業が所有するランドマーク72の売却を仲介する過程での贈賄など海外腐敗防止法(FCPA)違反関連4件とマネーロンダリング関連2件の6件の容疑で米国検察により起訴された状態だ。時期は2013年5月から2015年5月までだ。京南企業の成完鍾(ソン・ワンジョン)元会長は2015年4月に政官界ロビーリストを残し自殺した。