中国から英国まで…習近平主席の新シルクロードが現実化
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.20 16:49
18日(現地時間)、英ロンドン東部のバーキング駅。中国語が書かれたコンテナを載せた列車が警笛を鳴らして到着した。中国と英国を陸路でつなぐ初の貨物列車だ。1日に中国浙江省義烏市を出発し、中央アジア・欧州区間1万2451キロを走って18日目に到着した。
列車はカザフスタン、ロシア、ベラルーシ、ポーランド、ドイツ、ベルギー、フランス、そしてユーロトンネルを通過した。列車が出発した義烏市は「世界雑貨用品のメッカ」。昨年世界で売れたクリスマス用品の60%を供給したという都市だ。世界大手流通企業に靴下だけで30億足以上を納品する。
義烏-ロンドン貨物列車は衣類・靴下・旅行かばん・生活用品など3500万元(約7億円)相当を積んだ40フィート(12.2メートル)のコンテナ34本を積んでいた。船での運送に比べて期間が1カ月ほど早く、費用は航空運送料の約20%にすぎないと、中国メディアは報じた。