青年失信時代の悲劇…その始まりは学資金融資=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.20 11:17
韓国は青年失信(失業+信用不良)時代だ。学資金の融資を受けてなんとか大学卒業証書を手にしたものの、職がなくて失業者の境遇から抜け出すことができない。所得がないので借金を返済できず、むしろ借金は増えていくばかりだ。結局、債務不履行者(過去の信用不良者)に堕ちてしまう。その始まりは25歳からだ。大学を卒業して社会へとその一歩を踏み出す年齢に、青年は借金の罠に陥ってもがく。
既成世代は青年層にもっと努力しろと発破をかける。「若いときの苦労は買ってでもするものだから、海外に出て本当に仕事がなければボランティアをせよ」という潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長の発言(18日、朝鮮大講演)がその例だ。だが、青年たちは現実を知らない人の発言だと反論する。