韓経:現代自動車・トヨタ自動車「グローバル水素車同盟」を結成
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.19 11:18
韓国現代自動車がトヨタ自動車、BMWグループなどグローバル大手12社と「水素燃料電池自動車(FCEV)同盟」を結成することにした。世界初の水素車を量産している現代車をはじめ、完成車企業とエネルギー会社などが手を組んでグローバル水素社会をつくるという構想だ。「窮極のエコカー」として通じる水素車市場を先取りするためのグローバル自動車会社の競争も本格化する見通しだ。
◆「水素車の商用化に最善」
現代車は17日(現地時間)、スイス・ダボスで公式発足した「水素協議会(Hydrogen Council)」のカウンシル・メンバーとして参加した。世界経済フォーラム(ダボスフォーラム)の開催期間中に発足した水素協議会は、完成車およびエネルギー会社など13社でつくられた。現代車をはじめ、川崎重工業、ダイムラー(Daimlar)、トヨタ自動車、ロイヤル・ダッチ・シェル(Royal Dutch Shell)、リンデグループ(Linde Group)、BMWグループ(BMW Group)、アルストム(Alstom)、アングロ・アメリカン(Anglo American)、エア・リキード(Air Liquide)、エンジー(Engie)、トタル(Total)、本田技研工業などだ。この中でトヨタ自動車とエア・リキードの2社が共同議長会社となった。