大邱少女像の設置場所めぐり 該当自治体-市民団体が意見対立
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.18 09:23
大邱(テグ)でも平和の少女像の設置場所をめぐって市民団体と自治団体の葛藤が生じている。設置場所として市民団体は大邱デパート広場を、大邱中区庁は国債報償運動紀念公園などを主張している。
17日、大邱少女像建立汎市民推進委によると、昨年11月に製作が始まった大邱平和の少女像は来月完成する。除幕式は3月1日に開かれる予定だ。少女像の設置費用4000万ウォン(約390万円)は大邱市民2000人余りが集めた。
大邱少女像推進委は中区東城路(トンソンノ)の大邱デパート前広場が流動人口が多く、少女像の設置場所に適合していると主張する。大邱少女像推進委のイ・ジョンチャン委員長は「平和の少女像は市民が日常的に目に触れることができる場所に設置しなければならない。大邱デパート前広場は過去に民主広場と呼ばれた点でさらに意味がある」と話した。イ執行委員長は「中区庁もこれ以上反対しないで、平和の少女像の設置に協力しなければならない」と付け加えた。