李在鎔サムスン副会長の令状に苦心…「原則と経済衝撃すべて考慮」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.16 10:42
朴英洙(パク・ヨンス)特別検察官チームが李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長(49)に対する身辺処理をめぐり苦心を繰り返している。
イ・ギュチョル特別検察官補は15日に会見を通じ「李副会長らに対する事前拘束令状請求を決めるため現在まで調査した関連者の陳述と証拠資料を整理し該当犯罪の法理などを検討している。事案が複雑で重大な点を考慮している」と説明した。彼は「16日の会見前までには結論を出す」とした。特検チームは通常午後2時30分に会見を行う。特検チームは12~13日に22時間にわたり李副会長を召喚調査した後、「15日までに李副会長に対する身辺処理の有無を決める」と明らかにした。予定通りならこの日に結論が出るべきだった。
イ特別検察官補は「法と原則により処理する計画」という原則的立場を明らかにした。だが彼は「経済的衝撃やそれに対する懸念も令状請求の考慮事項なのか」という取材陣の質問に、「そうした事情が含まれる」と答えた。イ特別検察官補は「さまざまなすべての事情を考慮している」という話を2度した。