でたらめな予測が作った韓国軽電鉄…6767億ウォン使って破産申請(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.12 11:38
韓国の首都圏で初めての軽電鉄(ライトレール、新交通システム)の議政府(ウィジョンブ)軽電鉄が開業から4年で破産手続きに入った。2016年末基準で2400億ウォン(約231億円)の運営赤字を記録したためだ。長岩洞(チャンアムドン)~議政府市庁~高山洞(コサンドン)の11.1キロメートル区間(15駅)の運行を担当する事業者の議政府軽電鉄(株)は11日に理事会を開き、ソウル中央地裁に破産申請書を出した。
議政府軽電鉄は2012年7月1日の開通当時、1日平均7万9049人が利用すると予想されたが、実際には開通初年度に1日平均1万人余りが利用するなど乗客が予想の20%にも満たなかった。最近では乗客数が1日平均3万5800人余りに増えているが、依然として損益分岐点の1日11万8000人余りには及んでいない。