KOSPI初の1300兆ウォン突破、サムスン電子比重20%に拡大
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.30 13:03
韓国証券市場が29日に閉場した。この日のKOSPI(韓国総合株価指数)は前日より1.97ポイント(0.1%)高い2026.46で取り引きを終えた。昨年末と比較すると3.3%上がった。
年末基準では6年ぶりに最高値を記録した。時価総額は1308兆ウォン(約126兆3500億円)に増えた。サムスンバイオロジクスなどの新規上場で史上初の1300兆ウォンを超えた。
うわべは良いが中身については疑問だ。今年も「BOXPI(KOSPIがボックス相場に留まること)」から抜け出せないまま大型株への偏り現象は激しさを増した。特にサムスン電子が全体時価総額で占める比重は昨年15%で今年20%に肉迫した。サムスン電子独走市場の勢いと言えるだろう。サムスン電子は180万2000ウォンで今年の取り引きを終えた。1年間で43%も上昇した。韓国取引所側は「今年は大型株が目立ったが、サムスン電子が全体大型株時価総額の増加分の72%を占めた」と説明した。一方、中小型株は相対的に縮小しだ。