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観光客33万人集まった韓国の山奥の「サンタの奇跡」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.23 11:09
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慶尚北道奉化郡汾川里(キョンサンブクド・ポンファグン・プンチョンリ)は昨年のクリスマスに飲用水不足を体験した。渓谷の水が凍ったわけでも日照りのためでもなかった。この日1日だけで8500人の観光客が一度にこの地域に集まり、飲み水が底をついたためだ。

キム・テジョン汾川2里長(64)は「生涯ここで暮らしてきたが人が集まって水がなくなるのは初めて見た」と話した。汾川里で20年間スーパーマーケットを運営してきたシム・ジェヨさん(77・女性)は今は民宿のオーナーに変身した。昨年スーパーマーケットの建物の2階に民宿を作ったが週末には空室がないほど大成功している。

 
汾川里は山奥の村(面積32万平方メートル)だ。住民も70世帯余りで150人余りしかいない。汾川里を外部と連結するルートは汾川駅だけだ。これさえも1日の利用客が過去には10人程度に過ぎなかった。イム・ギョンオ汾川駅長(56)は「駅がなくなるのを心配して住民がわざわざ電車を利用するほどだった」と過去の雰囲気を伝えた。

この山奥の村に観光客が押し寄せる理由は何か。住民は2014年12月にこの村に「サンタの奇跡」が起きたと口をそろえる。汾川駅周辺に「サンタの村」ができたのだ。サンタの村はクリスマスをテーマにリモデリングした汾川駅の駅舎とサンタクロース・赤鼻のトナカイのオブジェを前面に作ってデザインした周辺の空間の名前だ。毎年夏と冬に1~2カ月間運営する。サンタの村ができると汾川里は早く噂になった。以前には住民の大半が薬草を掘って売ったり畑仕事をしていたが今は80%以上が食堂・カフェと記念品販売所で観光業界従事者として働く。

汾川里のサンタの村のアイディアはフィンランド・ロヴァニエミにあるサンタの村から得た。ロヴァニエミはサンタクロースの実際の故郷という話が広まって世界的観光地になったところだ。奉化郡と韓国鉄道公社(KORAIL、コレール)は汾川里にサンタの村を作ることに同意を集めた。コレールは汾川駅と江原道太白市鉄岩(カンウォンド・テベクシ・チョラム)駅の区間(27.7キロメートル)を往復する白頭山脈探訪列車を「白頭山脈雪の花列車」に変えた。赤鼻のトナカイとサンタクロースの装飾で列車を飾り、乗務員はクリスマスの扮装をした。奉化郡は汾川駅と駅周辺をクリスマスの雰囲気に飾った。

今月17日の「2016冬サンタの村」開場式にも訪問客が大勢集まった。大邱(テグ)ハンマウム療養院から一緒に訪れたキム・ジョンヘさん(60・女性)とイ・ドンジョさん(60・女性)は「童心の世界へ来たみたいだ」と喜んだ。

米国に住むチェ・ミンジョンさん(50・女性)は久しぶりに韓国に来たついでに娘とサンタの村を訪れた。チェさんは「素朴だが楽しめるものが結構多いようだ」と話した。

2014年12月にオープンしたサンタの村は今まで夏と冬を合わせて計4回運営する間33万人余りの観光客が訪れた。奉化郡はこれにより32億ウォンの地域経済の波及効果があったと分析した。

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    観光客33万人集まった韓国の山奥の「サンタの奇跡」

    2016.12.23 11:09
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    慶尚北道奉化郡小川面の汾川駅で2016冬サンタの村開場式が17日に開かれた。観光客が赤鼻のトナカイのソリのオブジェを背景に写真を撮っている。
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