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【コラム】飛行機で運んでくる輸入卵=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.21 17:30
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先週末、ソウル良才洞(ヤンジェドン)の大手スーパーであるハナロマートへ買い物に行った。

卵コーナーが空っぽだった。5、6ケースだけが残っている10個入りケースの中から1ケースを素早く取りながら苦々しさを感じざるを得なかった。案の定、その二日後に1人当たり1ボックスに購入を制限する措置が下された。

 
卵は庶民の友だ。このように安くて完全な食品がまたあるだろうか。わずか一カ月前は、小売店で30個入り1ケースに5408ウォン(約532円)だったので1個にほぼ200ウォンにもならないお金で庶民も良質のタンパク質を取ることができた。子供や年配の方のいる家庭や、おかずを一つも買わない1人世帯にも卵は必須品だった。

卵1個に入っているタンパク質約7グラムを一般の豚肉肩ロース肉で摂取するためには、約30グラム、つまり約600ウォン程度が必要で、卵は他の肉に比べても3分の1の値段だ。

実際、卵は冷蔵保管しても最大保管期限が約3~4週間も持てる。積んでおいて長く保管できない新鮮食品だ。それでも、一銭でもより安いところを探して買い占めに乗り出しているというので、庶民の不安がどれほど大きいか理解できる。

卵が入らない料理はほぼない。路地商圏の食堂で1500ウォンのキムバプ(海苔巻き)にも焼き卵が入る。大企業は契約農家からどうにか調達するだろうが、小規模の商人は価格上昇はさておき、手に入れることすらできず慌てている。

数か月前は、韓国の卵は鳥インフルエンザ(AI)の被害がない国といわれて香港へ航空便で輸出までしていた。土地が狭くて養鶏場が不足している香港は、卵の総消費量の70%近くを日本・米国・中国から輸入している。

ところで、状況が変わった。韓国はAI防疫の総体的失敗により、輸出どころか卵を空輸しなければならない状況になった。政府は航空運送料を支援して卵を産む鶏と卵を輸入するという方針だ。米国・カナダ・スペイン・オーストラリア・ニュージーランドなどから輸入する方針が検討されている。だが、これらの国で輸出している卵は運送料を除いても韓国の卵より割高だ。農林畜産食品部の関係者は「空輸をするといっても運送料の全額を支援することはないだろう」という立場だ。航空便で輸入してくるという方針だけが決まっており、どこから、どれぐらい、いつから輸入するかはまだ決まっていないと明らかにした。しばらくの間、庶民が卵を安心して安く食べることはできなくなった。

卵1個も安心して買えなくなった庶民が政府にぶつけている不信をどうするつもりか。2014年にもAIがはびこり、卵30個入りが7000ウォン台で推移していたが、これから最高値を更新するのも時間の問題だ。時局が混とんとしているのでこのような状況になったのか、そもそもしっかりとした防疫能力がないのか。それで、毎年このような事態が繰り返されているのかを問いかける消費者に答える責任は政府にある。キムチチャーハンに目玉焼き一つも乗せられないというのは、あまりにも悲しい。

チェ・ジヨン 産業部 副デスク

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