韓経:トヨタ・クアルコム・UPS・現代車…27社が集まり「自動運転車」標準策定へ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.20 09:57
自動運転車の商用化に向け、現代自動車やトヨタ自動車をはじめとする自動車メーカーや情報技術(IT)、保険会社などグローバル企業27社が参加する連合体が発足する。世界経済フォーラム(WEF)の主導で組織され、自動運転技術の段階別安全規格や運転ルールなどを話し合う。世界的に環境規制の強化が進む中、次世代エコカーの電気車分野でも市場攻略に向けた連合体結成の動きが現れている。
◆民間次元での共通基準を主導
19日、日本経済新聞によると、27社は今月、米国ボストンで自動運転車実証実験を始めた後、自動運転車の安全規格などのルールづくりに着手する。現代・トヨタ・日産・ゼネラルモーターズ(GM)・フォルクスワーゲン・BMW・ボルボなど自動車メーカー12社をはじめ、スウェーデンのエリクソン、米国クアルコムなどIT企業も参加する。車両共有サービス会社である米ウーバーテクノロジーズや物流の米UPSのほか、米リバティ・ミューチュアル・グループや日本のSOMPOホールディングスなどの保険会社もこれに合流する。これら企業は2カ月ごとに会合を開いて意見を集めた後、毎年1月に開かれる年次総会(ダボスフォーラム)等で成果を公表する予定だ。