韓国城南市長「慰安婦問題は国が合意する問題ではない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.16 11:44
李在明(イ・ジェミョン)城南市長が韓日政府間の慰安婦合意について「国の越権」と主張した。
李市長は14日、仁川大での時局講演の前、記者らと会った席で、「慰安婦問題は国家的に合意することではない。被害者が生きているのに政府が何の権限で合意をするのか」と述べた。続いて「これは弥縫策で取り繕ったものであり、韓日関係と日本の国際的信頼にマイナス」とし「同じ戦犯国のドイツは事実を認めて尊敬を受けた」と指摘した。
李市長は韓日軍事情報保護協定に関する質問にも「日本は共存して繁栄しなければいけない近隣諸国」と評価しながらも「日本が軍事大国化を目指して膨張政策を続ければ、韓半島(朝鮮半島)が1次被害者になる可能性が高いため、軍事的な側面では敵性を完全に解消したと考えにくい」と述べた。