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<崔順実ゲート>朴大統領、キル・ライムの他にもまた別の「仮名手術」があった?

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.14 11:05
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13日、朴槿恵(パク・クネ)大統領がチャウム病院で使っていた「キル・ライム」という仮名の他にも別の仮名で手術を受けていた疑惑が新たに浮上した。

韓国主要放送局のSBS(ソウル放送)はこの日、崔順実(チェ・スンシル)被告がキム・ヨンジェ医院(整形外科)の診療を受ける際に「チェ・ボジョン」という仮名を使っていたが、ここで使われていた誕生日が大統領のものである可能性があると報じた。

 
仮名「チェ・ボジョン」は、診療記録簿上の生年月日が1956年2月2日と記録されているが、1956年は崔被告が生まれ年、2月2日は朴大統領(1952年生まれ)の誕生日だというものだ。

SBSは崔被告がチャウム病院では本人の本当の生年月日を使ったとしつつ、仮名「チェ・ボジョン」の生年月日が崔被告の生まれ年と大統領の誕生日を組み合わせたものである点と「チェ・ボジョン」という仮名で2013年から今年8月まで136回にわたって診療記録が残されていた点について疑惑を提起した。SBSは崔被告と朴大統領がこの仮名を共同で使ったものと推論できると主張した。

また、別の放送局JTBCは問題のキム・ヨンジェ医院で崔被告が「チェ・ボジョン」という仮名を使った事実とあわせて同医院が向精神性医薬品の管理台帳を二重で作成していた疑いもあると報じた。JTBCはキム・ヨンジェ医院がシュレッダーにかけて捨てた顧客スケジュール管理表などをゴミ袋から捜し出して復元したところ、2012~2013年キム医院のプロポフォール処方内容も含まれており、その後の江南(カンナム)保健所の調査ではキム医院が2011~2016年のプロポフォール管理台帳を保管していたことが確認されたと伝えた。

特に、キム・ヨンジェ院長は大統領の最側近であるチョン・ホソン秘書官と緊密に接触していたとする説まで浮上し、キム医院の手術に対する疑惑が大きくなっている。

キム院長は14日に再開される国会国政調査聴聞会に証人として出席する予定で、朴大統領や崔被告などにキム医院がどのような手術を施したのかについての質問が集中するものと見られる。

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