中国牽制で日米同盟強化、オバマ-安倍の蜜月「画竜点睛」(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2016.12.13 09:22
今月26~27日、バラク・オバマ米大統領(55)の故郷ハワイで第2次世界大戦以降の国際秩序の質的変化を象徴するイベントが行われる。軍国主義に進んだ日本が1941年12月7日にハワイ真珠湾(Pearl Harbor)の米太平洋艦隊を奇襲攻撃してから75年ぶりに安倍晋三首相(62)が歴史の現場を訪れる行事だ。戦後の日本首相が真珠湾を訪問するのは初めてだ。安倍首相はオバマ大統領のエスコートを受けて沈没駆逐艦USSアリゾナの上に作られた記念館を訪問して献花・黙祷を捧げる予定だ。
第2次大戦勃発後も孤立主義を守って中立に徹していた米国は、日本の真珠湾空襲直後に「屈辱の日」(フランクリン・ルーズベルト大統領)を宣言して日本に宣戦布告した。3年半後、米国は日本の広島と長崎に原子爆弾を投下して日本の降参を引き出した。2発の原子爆弾で21万人の民間人が死亡した。その後、国際秩序は米国が主導する世の中でドラマチックに変化した。オバマ氏の任期があと残すところ1カ月を切った時点、として安倍氏が不確実性にあふれるトランプ時代の対米外交を再構築する時点で行われる真珠湾外交イベントを世界は注目している。
◆昭恵夫人がまず真珠湾を訪問して世論を確認