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【グローバルアイ】日本人が愛する手帳と朴槿恵の手帳

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.13 07:55
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日本人の手帳愛は格別だ。2017年新年を控えて文具店ごとに手帳を新調しようという人々で混み合っている。東京渋谷にある雑貨専門店Loft(ロフト)は4000種類の手帳を陳列・販売している。12年連続売上1位のほぼ日手帳の場合、今年はデザイン・色・サイズ・材質別に全79種が発売された。2002年版は1万2000部にとどまっていたが、2016年版は発行部数が61万部にまで増えた。上半期と下半期を分けて2冊で製作された手帳は特に人気だ。

スマートフォンまたはタブレットPCで主要なスケジュールを管理するデジタル時代でもアナログ手帳は進化し続けている。急速に衰退するだろうと懸念されていた文具業界が客のニーズや好みにマッチさせる戦略を通じて危機を機会に変えた。日本全国で販売される手帳は年間約1億冊に達する。日本の総人口は1億2670万人だ。毎年秋になると、東京では「手帳総選挙」が開かれる。100種類以上の新製品が公開される。より美しく実用的な製品を待ち望む手帳マニアが使い方やデザインをチェックした後、投票を通じて「ベスト手帳」を選ぶ。

 
筆記具メーカーのゼブラ(ZEBRA)がことし7月、日本企業の新入社員104人を対象にアンケート調査を実施した。業務課題を手書きするという人が78.8%に達した。スマートフォンに入力するという回答者は21.2%にとどまった。スケジュールも手帳に直接書いて管理する社員が56.9%であることが集計で分かった。手で書くと文字を入力する時よりも脳がより刺激されて記憶に長く残るとも言われている。文具プランナーの福島槙子氏は最近、読売新聞電子版のコラムで「デジタル機器とは違い、手書きはその時の気持ちや感じ、思い出まで多様な形態の記録で残すことができる」として手帳礼賛論を展開した。

韓国において、手帳は2種類の相反したイメージを持つ。一つは過去の足跡と未来の計画を書く大切な備忘録だ。もう一つは不通と執着、陰謀の影だ。後者の否定的なイメージを作った張本人は「手帳姫」と呼ばれ、小さく薄い手帳の中に閉じ込められて国民を遠ざけた朴槿恵(パク・クネ)大統領だ。青瓦台(チョンワデ、大統領府)と政府の主要人物が手帳に基づいて決定された。彼らは不正と異常な国政運営を見ても沈黙するか先導した。崔順実(チェ・スンシル)一家の陰謀がその手帳を経て実行されただろうと考えると鳥肌が立つ。

故・金英漢(キム・ヨンハン)元青瓦台民情首席の残した手帳は朴槿恵-崔順実ゲートの重要な糸口だ。大統領指示事項がぎっしりと書かれた安鍾範(アン・ジョンボム)前青瓦台政策調整首席の手帳は不法行為の証拠になる見通しだ。「手帳姫」の運命が一時彼に従った忠臣の手帳にかかっていることは歴史のアイロニーだ。閉鎖性と隠密さが強い手帳は爆発力も大きい。反面、スマートフォンなどデジタル機器は他の人々と資料を共有できる疎通の道具となる。

2016年が暮れようとしている。「多事多難」という言葉では表現しきれない重さが心を押さえ付ける。それでも希望をあきらめてはならない。時間を取って新しい手帳を選んでみようと思っている。

イ・ジョンホン東京特派員

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