韓経:韓国半導体危機論…「中国は脅威」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.05 13:04
「過去30年間、世界半導体上位10社に中国企業はなかった。中国が半導体の重要性を知らなかったからだろうか。決してそうではない。すでに国家的に動いていて成果も出始めている。我々もこのままではいけない」。
サムスン電子半導体事業を総括している金奇南(キム・ギナム)社長の警告だ。すでに中国企業が半導体市場に定着し、政府レベルの支援を受けながら韓国企業を脅かす可能性が高いという懸念を表した。1日にソウル大で行った特講「技術革新を通じた未来の半導体」でだ。
金社長は「中国は国家的に半導体産業に年間1000億ドル台を投資をしている」とし「設計専門企業(ファブレス)を買収し、自国内にメモリー半導体工場を設立し、海外資本まで引き込んで工場を増やしている」と説明した。続いて「米国を中心に中国半導体産業の成長を阻止しようという動きもあるが、決して容易ではないだろう」という見方を示した。