「青瓦台は日帝時代の総督官邸場所に建てたコンクリート韓屋」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.11.30 09:11
最近、大韓民国の国民が最も心配しているところは青瓦台(チョンワデ、大統領府)だろう。「崔順実(チェ・スンシル)国政壟断」のメーン舞台だからだ。朴槿恵(パク・クネ)大統領は29日、青瓦台春秋館で発表した3回目の国民向け談話で、「今回の事件の経緯は近いうちに詳細に明らかにする」と述べ、また記者の質問を受けずに退いた。依然として青瓦台の内部事情は霧の中だ。
大統領の仕事場であり生活場所である青瓦台が「不通1番地」になったのは人だけが原因だろうか。青瓦台本館は1991年の完工から25年間にわたり「問題作」に挙げられている。内部の疎通が難しい構造であるため改造または移転するべきだという主張が選挙が行われるたびに出てくる。問題点は3つに要約される。建物の配置、構造および形態、位置だ。