【社説】検察が小細工すれば国民の抵抗に直面するだろう=韓国(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2016.11.20 13:08
きのう全国で朴槿恵(パク・クネ)大統領の退陣を促す4回目のろうそく集会が開かれた。ソウルをはじめ、釜山(プサン)、大邱(テグ)、光州(クァンジュ)など全国で主宰側推定95万人が集会に参加した。大学修学能力試験を終えた高校3年生までろうそくを手に集会に合流し「朴槿恵は退陣せよ」と叫んだ。平日には働き週末には集会に参加することがいまでは多くの市民の日常事として確立している。
問題は朴大統領がいまだ事態の深刻性を悟れずにいるという事実だ。朴大統領は数週間の沈黙を破り国政への全面復帰手順を踏んでいる。一部官庁の次官人事(16日)、青瓦台(チョンワデ、大統領府)秘書陣・大使任命状授与(18日)に続き、今週は6週間ぶりに国務会議を主宰することを検討中という。また、来月に行われる韓日中首脳会議にも出席するという。全国が下野を促すろうそくの火で覆われているのに、まるで何もなかったかのように大統領の権限を行使するとして厚顔無恥な姿を見せているのだ。