韓経:韓国企業、「崔順実ゲート」飛び火で緊張(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.11.04 13:11
崔順実(チェ・スンシル)国政壟断疑惑事件の波紋が財界に広がり、関連企業が緊張している。ミル・Kスポーツ財団に774億ウォン(約70億円)を出した企業53社の関係者に対する検察の召喚が始まったからだ。これら企業は青瓦台の要請にやむをえず巨額を献納したところ、あたかも犯罪者のように捜査を受けることになった。見返りに特恵を受けていたのではという世論の厳しい視線も浴びている。「お金を取られ、検察の捜査を受け、政経癒着の疑いまでかけられても、悔しいという言葉一言も言いにくい状況」というのが財界関係者の声だ。
この関係者は「崔順実スキャンダルが海外メディアにも大きく報道され、関連企業はブランド価値に少なからず被害を受けている」とし「徹底した捜査で疑惑は糾明するものの、企業が仕事ができる雰囲気が早く整うことを望む」と述べた。