予測不可能なドゥテルテ氏、今度は「われわれは日本側」…米国には「決別→同盟→チンピラ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.27 08:06
日本を訪問中のフィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領が26日、安倍晋三首相と会談を開き、経済・安保分野で協力を強化していくことで合意した。
安倍首相は首相官邸で開かれた首脳会談で「ことしは両国国交正常化60周年だ。ドゥテルテ大統領の訪日を契機に両国関係を飛躍的に発展させたい」と明らかにした。ドゥテルテ大統領も中国との領有権紛争に関して「われわれは日本と同じ状況にある。法支配により平和的に問題を解決したい」とし「いつでも日本側に立つ考え」とこれに呼応した。会談終了後に開かれた共同記者会見で、両首脳は▲フィリピンの海上警備能力を高めるために日本が大型巡視船2隻を提供すること▲立ち遅れている地域の経済を支援するために円借款を供与すること--に合意したと発表した。
このような日本の破格的な歓待は領有権紛争中である中国を牽制するにはフィリピンとの関係改善が重要だと判断したためだ。