2021年まで任期「3期・9年」の道が開かれた安倍首相、改憲まで?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.27 07:41
自民党が総裁任期を現行の「2期・6年」から「3期・9年」に延長する党則改正方針を確定した。この日午後に開かれた自民党議員総会で自民党の党・政治制度改革実行本部の高村正彦本部長は「大胆な改革を実現するには強いリーダーシップと時間が必要」とし、こうした方針を明らかにした。この総会には自民党議員50余人が出席し、反対の意見はなかったと、NHKニュースは報じた。自民党は3月の党大会で党則改正に必要な手続きを踏む。
これを受け、2018年9月に執権6年を満たして2期の任期を終える予定だった安倍首相が、2021年まで3年追加で執権できる基盤が用意された。安倍首相が3期執権に成功すれば、2866日間執権した桂太郎前首相を抜いて日本憲政史上最長期間執権した首相として記録される可能性がある。内閣制の日本では通常、多数党の総裁が首相を務める。