日本人の視線引きつける「小池劇場」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.25 13:05
最近日本で最も浮上している政治家は断然小池百合子東京都知事(64)だ。小池氏は8月2日に知事に就任してから東京五輪計画の全面見直し、築地市場移転計画の無期限延期など大型のアジェンダで日本人の大きな呼応を得ている。17日に産経新聞とFNNが発表した共同世論調査の結果によると回答者の91.4%が「小池都知事の働きぶりを評価する」と答えた。同じ調査で安倍晋三内閣を支持するという回答は57.6%にとどまった。
小池氏に向けられた民心は路上でもはっきり現れた。23日に実施される衆議院補欠選挙を1週間後に控えた16日、池袋駅前広場で小池氏は東京10区で補欠選挙に出馬する若狭勝自民党候補の応援遊説に出た。この日の応援遊説には安倍首相も駆けつけたが、遊説を見守る市民からは小池氏の名前である「百合子コール」が続いたと朝日新聞は報道した。若狭陣営のある幹部は「小池知事の勢いがすごい。その流れに乗ることが重要だ」と話した。若狭陣営は遊説公報物も小池氏のシンボルカラーと同じグリーンにし、選挙スローガンとして「若狭氏は小池知事当選に寄与した一番の貢献者」という文面を使うほど小池氏の人気に大きく依存した。
◇小池氏が支持する候補がすべてトップに