サムスン、韓国最大干拓事業7兆ウォンの投資撤回を正式発表
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.25 09:26
サムスンが「セマングム了解覚書(MOU)投資白紙化」を正式に明らかにした。ただし新たな大型事業を推進する際には全羅北道(チョンラブクド)地域を最優先に検討すると約束した。
サムスン社長団は24日、ソウルの国会議員会館で開かれた全羅北道地域国会議員との懇談会でこのように明らかにした。サムスンが全羅北道と2011年4月27日にMOUに署名してから5年6カ月ぶりだ。サムスンは当時2021年から2040年まで7兆6000億ウォン(約6780億円)をかけセマングム再生可能エネルギー用地11.5平方キロメートルに風力と太陽電池などを含んだ「グリーンエネルギー総合産業団地」を構築するという計画を発表した。だが5月にサムスン役員が全羅北道を非公開で訪問し、「セマングムに投資する余力がない」という内部方針を伝えて反発を受けた。