韓国与党「北の政権奉じる文在寅氏は国の規律を乱す」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.16 12:45
野党セヌリ党は15日、「共に民主党文在寅(ムン・ジェイン)元代表が盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領の秘書室長時代の2007年に国連の北朝鮮人権決議案採決を控え北朝鮮の意見を聞いたという宋旻淳(ソン・ミンスン)氏の回顧録をめぐる議論と関連し、「これはまさに文元代表のアイデンティティを疑わせるもので、国の規律を乱れさせた事態だという点を直視するよう望む」と文元代表のアイデンティティを取り上げ批判した。
セヌリ党の廉東烈(ヨム・ドンヨル)首席報道官はこの日論評を通じ、「大韓民国のアイデンティティを否定し、『同族の人権』より『北朝鮮政権』を奉じる文在寅元代表は指導者の資格だけでなく人類の人権に対し取り上げる資格すらない」とし文元代表に対する非難レベルをさらに高めた。
廉報道官は今回の議論に対し「大韓民国のことを北朝鮮政権から決裁を受けるのは国の規律を揺さぶる衝撃的な事態だ」と強調した。