韓経:「見どころ・繁華街が多い日本…何度行っても新鮮」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.05 11:20
東京の赤坂には迎賓館がある。外国首脳や貴賓が主に宿泊するところだ。日本唯一のネオバロック様式の建物で1909年に建設された。立派な外観に室内の隅々まで意匠が凝らされ、国内外の多くの観光客が訪れる。しかし数カ月前まで迎賓館はいつでも見ることができるところではなかった。過去40年間、毎年8月の10日間だけ一般公開された。外国の首脳が主に宿泊するだけに一般人は触れることができない空間だった。
ここが年中無休で一般人に開放されたのは今年4月19日からだ。観光客を誘致するための日本政府の意志からだった。このように観光客誘致のための日本政府の努力は相当なものだ。安倍首相が観光大国建設を陣頭指揮している。日本政府は2013年から中国などアジア観光客のビザ緩和、格安航空会社(LCC)の増便、クルーズ誘致拡大など空と海の便を大幅に拡大した。外国人の消費を誘導するため、2014年3月末に5700カ所だった免税店を今年4月には3万5200カ所へと6倍以上に増やした。