ノーベル生理学・医学賞に大隅良典氏…2年連続で日本人
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.04 06:58
2016年最初のノーベル賞である生理学・医学賞は昨年に続いてことしも日本の科学者が受賞した。2014年物理学賞を含めれば3年連続のノーベル賞だ。スウェーデンのノルウェー・ノーベル委員会は東京工業大学の大隅良典栄誉教授(71)を2016年ノーベル生理学・医学賞の受賞者に選定したと3日、発表した。
大隅氏は細胞内で損傷した小器官を分解する役割を果たす「オートファジー(autophagy・自食作用)」を研究してがんや神経難病などの治療に道を開いたとの評価を受けた。大隅氏はこの日、「基礎生物学を研究し続けてきた者がノーベル賞という形で評価されたことは光栄」としながら「若者たちに、科学はすべて成功するわけではないが挑戦することが重要だという点を伝えたい」と述べた。