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【社説】ペク・ナムギさんの死はこの時代みんなの痛み=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.27 13:04
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経緯がどうであれ、デモをしていた60代の農民が公権力執行過程の不祥事によって死亡したことは韓国社会の悲劇だ。

ペク・ナムギさんはコメ価格暴落に抗議するため昨年11月14日にソウルで開かれた第1次民衆総決起集会に参加した。だが、当時一部デモ隊が警察官に鉄パイプを振りかざし機動隊のバスを燃やしたためソウルの都心は乱闘場に変わってしまった。この渦中でペクさんは警察の放水を浴びて転倒した。彼は昏睡状態で1年近く病院で治療を受けたが結局25日に死亡した。

 
進歩性向の市民団体と野党は死亡の責任を国公権力の乱用に転嫁しているのに対し、韓国政府と保守団体は違法デモが不幸を招いたという立場だ。ペクさんの死の原因をめぐる攻防が政治的に広がるのは国や社会のためにも望ましくない。

このため政府と与党は社会的悲劇を治療するための方法を探さなければならないだろう。ペクさんが倒れてから責任ある政府関係者がペクさんと家族に慰労の言葉さえかけないというのは残念な部分だ。もちろん違法デモに対しては厳正で強力に対処すべきだというのが社会的コンセンサスだが、公権力行使にミスがなかったのかに対しては調査がされていたならと思ったのも事実だ。警察庁長官も「警察が違法暴力デモを鎮圧する過程で起きたことだが、高貴な生命が失われたことに対しては非常に残念で遺憾と申し上げたい」という「個人的で道義的立場」からさらに一歩進んで再発防止に向けた対策準備も提示することを検討すべきだろう。

市民団体もペクさん死亡事件を政治的に利用してはならないだろう。裁判所がペクさんの解剖検査のための令状を棄却したことを牽強付会に「遺体奪取の試みを司法府が防いだ」という形で解釈するのは事態解決のためにも望ましくない。ペクさんの死は個人的不幸ではなく、この時代を生きているわれわれみんなの痛みでもある。政治と理念を離れ悲劇を治癒し社会的共感を引き出すための包容と寛容の知恵を探さなければならないだろう。

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