ウィンブルドン級の競技場を建設した中国で武漢オープン開幕…「テニス崛起」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.27 11:10
25日、中国湖北省武漢市で世界女子テニス協会(WTA)ツアー武漢オープンが開幕した。今年3回目となる新生の大会であるうえ、アジアで開かれる武漢オープンは世界メディアの注目を集めることができなかった。しかしCNNは24日、中国が武漢オープンを通じて「テニス堀起」をしていると報じた。
CNNによると、武漢オープンは規模および出場選手の面で伝統の4大メジャー大会(全豪オープン・全仏オープン・ウィンブルドン・全米オープン)に劣らない。武漢市は2014年の創設後、大会に15億元(約226億円)を投資した。昨年完工したコートは1万5000人を収容できる大型競技場だ。規模の面ではウィンブルドンのセンターコートに匹敵し、全豪オープン競技場の開閉式屋根をモデルにしたメジャー級だ。けがを理由に突然欠場を決めたセレーナ・ウィリアムス(世界2位)を除いた世界ランキングトップ10選手がすべて参加した。賞金総額は240万ドル(約2億4500万円)にのぼる。