ローマ市長、2024年五輪招致に反対「1960年の借金もまだ返済中の境遇」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.23 08:44
ことし6月にローマ史上初の女性市長に選出されたビルジニア・ラッジ氏(38)が21日(現地時間)、ローマの2024年オリンピック(五輪)招致に反対する立場を表明した。
ラッジ市長はこの日の記者会見で「ローマの五輪招致を支持するのは無責任なだけではない。持続は不可能で、ただ手に負えないだけだ」と述べた。引き続き「ローマは1960年大会の開催のために作った借金をまだ返済している境遇だ」とし「イタリアとローマの未来を抵当に入れることはできない。市民にもっとお金を借りよう、お金をもっとくださいとも言えない」とした。ラッジ市長は「オリンピックとスポーツには反対しない。しかし、スポーツを新しいセメント(建設)ブームの口実にしたくない」とも述べた。五輪招致を「砂漠に大聖堂を作ること」とたとえたりもした。