住宅建設で生計立てる韓国経済…来年の建設景気暗雲に緊張(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.19 10:09
韓国経済の建設投資依存度がますます高まっている。主要成長動力である輸出が振るわない中で、その役割を「建設投資」が代っている様相だ。主力産業の競争力を強化したり内需市場を育てられていないのが大きい。こうした渦中に来年からは建設景気も良くないだろうとの見通しまで出ている。
産業研究院が18日に出した報告書「最近の実体景気の建設投資依存構造」によると、4-6月期に建設投資が経済成長に寄与した比率は51.5%だ。4-6月期の国内総生産(GDP)成長率3.3%のうち半分を超える1.7ポイントを建設投資が牽引したという意味だ。1993年10-12月期以降で最も高い数値だ。過去4四半期の建設投資の輸出成長寄与率は40.1%だ。同じ期間にGDP成長率3%のうち1.2ポイントを建設投資が責任を負ったのだ。