韓日が導入予定の米戦闘機F35Aに欠陥…中国メディア「両国は苦しい状況に陥った」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.19 07:16
米軍史上最も多くの予算が投入された第5世代ステルス戦闘機F35から欠陥が見つかり、米空軍が16日(現地時間)に飛行禁止措置を下した。7月に初めて実戦配備されてからまだ2カ月も経っていない。
ブルームバーグ通信によると、この日米空軍は「F35A(F35の空軍用機種)の燃料タンク内にある冷却ラインの絶縁処理が剥がれて摩耗した部分が見つかった」とし「該当戦闘機の離陸を一時中断する」と明らかにした。続いて「今回の欠陥は一機から見つかったが、同機種計57機でも同じ問題が存在するとみられる」とし「地上に配備された15機は直ちに離陸を禁止し、生産ラインにある残りの42機についてはすぐに修理が可能だ」と説明した。
これに伴い、ユタ・アリゾナ・ネバタ基地に配備された15機のF35Aは修理が完了するまで離陸が無期限で禁止となった。アン・ステファネク空軍報道官は「今回の欠陥は来週ごろには解決策が出されるものと期待しているが、さらに数週間かかる可能性もある」と話した。