韓経:クルーズ船観光の誘致に力入れる日本、ようやく本腰入れ始めた韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.16 09:49
9日、京都市から北に90キロに位置する舞鶴港。韓半島(朝鮮半島)と東海(トンヘ、日本名・日本海)を挟んで向き合うこの小さな軍港に乗客約3000人を乗せた7万5000トン級のクルーズ船「コスタビクトリア」が入った。埠頭では約20人の幼稚園児が「ようこそ舞鶴へ」と書かれたカードを持って客を迎えた。港近くの海鮮市場「とれとれセンター」はクルーズ船から降りた各国観光客で込み合った。
クルーズ船観光人口が毎年増え、韓国・日本・中国などアジア各国のクルーズ産業競争が激しくなっている。一度に数千人の乗客を乗せたクルーズ船が港と関連産業に及ぼす経済的効果が大きいからだ。韓国も単純な寄港地誘致から抜け出し、母港出港を増やすなど底辺を拡大するべきだという指摘が出ている。